つみたてNISAはやっておいたほうがいいと聞いて
なんとなく始めたけど
・つみたてNISAでもポイントが貯められるところにしたい
・買いたい銘柄があるところに変えたい
・貯めたいポイントが変わった（←私はコレ）
・銀行で作ったけど、ネット証券に変えたい
別の金融機関のほうがメリットが大きいと変えたくなりますよね？
2023年分から、つみたてNISAの金融機関を変えることにしたので
どのくらいの期間で変更できるのか流れを記録しました。
SMBC日興証券から楽天証券に変えた理由
ポイントを使って投資をはじめたい！と思っていたので
dポイントを使って少額投資をしながら知識を増やすこともできる
「日興フロッギー」を利用していました。（カエルのキャラクターも可愛い）
はじめて作った証券口座だったので
せっかくならと、つみたてNISAもSMBC日興証券ではじめました。
その後、docomoユーザーではなくなり
dポイントで投資ができる日興フロッギーのメリットがなくなったので
金融機関の見直しを考えはじめることに。
楽天証券にした理由は
以前から楽天ユーザーだったのでポイント利用もできるし
つみたてNISAで楽天ポイントが貯まるからです。
変更できる期間と条件があるので確認しておこう！
つみたてNISAの口座は、条件つきで年に1回だけ変更することができます。
金融機関の変更は可能です。ただし、変更しようとする年の9月末までに、金融機関で変更の手続きを完了する必要があります。また、その年に既にNISA口座内で金融商品の購入をしていた場合には、変更できるのは翌年の投資分からです。
つみたてNISAの概要：金融庁
つみたてNISAの変更は、10月が基準となっており
9月末までに連絡すれば、当年の変更が可能。
10月以降だと翌年分の変更になります。
※ただし、変更したい年に1回でもつみたてNISAの支払いが行われていると、その年に金融機関を変更することはできません。
タイミングが悪いと、変更したい！と思っても翌年分からじゃないとできないので、モヤモヤした気分になることも。
2022年7月にSMBC日興証券へ電話したところ
「すでに2022年のNISA枠を利用しているため、当年中の変更はできない」との回答。
2023年分から変更したいと伝えたら、10月以降に再度連絡するように言われたあと、２つの質問をされました。
「12月までNISA枠を使う予定か？」
→今年中の変更はできないので、NISA枠をギリギリまで使うかどうか？という意味。
→その場では迷ってしまい10月に返事をすると答えたが、その後ネット上からNISA口座の引き落としを停止することにしました。
「今すぐにNISAを停止するか？」
→停止する。と答えていればネット上からの手続き方法を案内予定だったそうだが、その場では迷っていたので案内はされなかった。
翌年分から、つみたてNISAを変更したい場合は
早めに引き落としを停止することをオススメします。
自動引き落としにしている場合が多いと思うので
勝手に引き落とされて変更がさらに1年伸びてしまった
なんてことにならないよう気をつけて！
変更前の金融機関で積み立てた分は非課税ではなくなるの？
金融機関を変更して、つみたてNISAを続けた場合
前の金融機関に残っている積み立て分は非課税じゃなくなるのでは？
と、不安になったので調べてみました。
金融機関を変更する場合であっても、変更前の金融機関のNISA口座内のつみたてNISA勘定で保有されているETFや株式投資信託の分配金や売買益等は、変更前の金融機関で買付けられた年の1月1日から最長20年間、非課税の適用が受けられます。
引用元：「つみたてNISAに関するよくある質問」日本証券業協会
例えば、変更前の金融機関のNISA口座内のつみたてNISA勘定で2022年中にETFや株式投資信託の買付けがあった場合、そのつみたてNISA勘定において、最長2041年12月31日まで、非課税の適用が受けられます。
非課税のまま最長20年間、前の口座に残しておくことが可能です。
これを知って、安心して金融機関の変更をすることができました。
※2022年4月時点の法令に基づいた情報なので、新NISAへの変更に伴い、内容が変わる可能性があります。
実際にかかった期間と手順を解説
1ヶ月以上かかるので、日数に余裕をもって行いましょう！
事前準備として
つみたてNISAの変更がスムーズに行えるように
変更後の金融機関の口座は、事前に作っておいてください。
証券口座を新しく作るのにも2週間程かかるので
早めに作っておいて、時期がきたらNISA口座の変更手続きに入りましょう。
今回は、楽天証券に変更するので事前に楽天証券の口座を開設済です。
10月1日（土）午前
SMBC日興証券へ電話する
オペレーターが出るまで10分以上かかったが
電話がつながってからは
「つみたてNISAの金融機関を変更したい」
と伝えたらスムーズに話が進み
最後に住所や個人情報の確認をされて終了。
電話をかけてから通話を終了するまでにかかった時間は
16分 15秒
電話がつながるまで待っている時間が長い。
かけるときは、時間に余裕があるときにしましょう。
SMBC日興証券の金融機関の変更手続きについてと
NISA専用ダイヤルはこちらのサイトに載っています。
10月1日（土）午後
楽天証券でNISA口座を申し込む
変更先となる楽天証券で、NISA口座の開設申し込みをする。
（ネットからボタンを押すだけで完了）
10月5日（水）
楽天証券からNISA口座開設書類が届く
「非課税口座開設届出書」に必要事項を記入。
マイナンバーを登録していない場合は、「マイナンバー届出通知書」も記入。
（マイナンバーカードか通知カードのコピーも必要）
手続き方法の説明書も一緒に届くので
どのように書くのか分かりやすいです。
あとは、「勘定廃止通知書」が届くのを待ちます。
10月6日（木）
SMBC日興証券から勘定廃止通知書依頼書が届く
勘定廃止通知書がきた！と、思ったら依頼書でした。
「勘定廃止通知書依頼書」を送り返さないと
「勘定廃止通知書」がもらえないので
できるだけ早く返送しましょう。
楽天証券などは、依頼書なしで
すぐに勘定廃止通知書を送ってくれます。
金融機関によって違いがあると思うので
どんな手順でも対応できるように
余裕を持って手続きしておくと安心ですね。
10月6日（木）
SMBC日興証券へ勘定廃止通知書依頼書を送る
届いた日のうちに、内容を記入して返送しました。
10月15日（土）
SMBC日興証券より書留で勘定廃止通知書が届く
書留で「勘定廃止通知書」が届きました！
10月15日（土）
楽天証券に勘定廃止通知書と必要書類を送る
必要書類がそろったので、楽天証券に送ります。
・「非課税口座開設届出書」
・「勘定廃止通知書」
・「マイナンバー届出通知書（マイナンバー未登録の場合）」
・「本人確認書類（氏名・住所変更した場合）」
10月19日（水）
楽天証券よりNISA開設届出書を受け付けたとメールあり
送った書類がちゃんと届いたようです。
変更完了まで、あと少し！
10月28日（金）
つみたてNISAの開設手続き完了メールが届く
つみたてNISAの開設手続きが完了したと
楽天証券からメールがきました。
これで2023年からは楽天証券でつみたてNISAが利用できます。
書類でのやり取りなので時間がかかる
今回は、つみたてNISAの金融機関を変更するのに
28日間かかりました！
届いた書類を、その日のうちに返送していたので
1ヶ月かからずに完了しましたが
書類を送る日が1日でもズレれば
1ヶ月以上はかかるでしょう。
手間も時間もかかる上に
条件や期間も定められていて
変更するのが面倒に感じてしまいますよね。
それでも金融機関を変更した方がメリットが大きいなら
長く付き合う金融機関になるので
早い段階で変更しておくことをオススメします。
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