この前、転職先の上司と話をしたときに
こんなこと言われたんだ。
配属先に君と同じ苗字の人がいるんだ。
何て呼んでほしいか入社日までに考えといてくれないかな?
ちなみにその人は○○ちゃん(苗字)と呼ばれているよ。
(今までは自分もちゃん付けで呼ばれてたからどうしようかな・・・)
○○さん(苗字)ではダメでしょうか?
それだと、何か距離がある気がしないかい?
私は下の名前に、さん付けで呼びたいのだが大丈夫かな?
下の名前で呼ばれたことがないから恥ずかしいな・・・
こんなとき、どうしたらいいのかな?
職場やバイト先で、同じ苗字の人が2人以上いる時に何と呼べばよいか迷いますよね?
あなたと同じ苗字の人がいた場合や
周りに同じ苗字の人が複数いる場合
どのように呼び分けたらよいのでしょうか?
呼び方の候補を考えよう
manekiのように「呼び方を考えておいてね!」
なんて言われると悩みますよね。
あだ名で呼んでもらう
呼ばれ慣れたあだ名を持っている人は
恥ずかしくなければ、あだ名で呼んでもらいましょう。
周囲との距離感も一番近くなりやすいので、早くなじむ事ができますよ!
あだ名がない人は、周りからつけてもらうという方法もあります。
ただし、この場合は気に入らないあだ名になっても文句は言えないので要注意です!
逆に、思いがけず良いあだ名がもらえる事もあるので、よく考えて頼んでみましょう。
職場によっては誰にでもあだ名を付ける人がいることもあるので
その人から良いあだ名をもらえる事も。
(私も実際にあだ名を付けられて、それが広まった経験があります)
別の職場では若い子との距離を早く縮めるために
新しいバイトの子に必ずあだ名を付けて呼んでいる上司がいました。
下の名前で呼んでもらう
manekiの場合は、上司からの提案で下の名前で呼んでもらうことにしました。
最初は恥ずかしかったそうですが、すぐに慣れたようです。
結局、上司以外からは苗字にさん付けで呼ばれているよ。
今のところ、業務に支障はないので一安心。
下の名前で呼ばれることに抵抗がない人は
名前で呼んでもらうと、お互い分かりやすいでしょう。
ただし、あなたよりも年下の人は
年上の人を急に下の名前で呼ぶことに抵抗がある人もいるので
強要はしないようにして下さいね。
一方で、仕事中に下の名前で呼ばれるのは嫌!という人もいますよね。
その場合は、別の呼び分け方法を早いうちに提案して
名前で呼ばれるのを回避しておきましょう!
実際にどうしているのか聞いてみた
ネット上で、苗字の呼び分けについて相談している人や
私自身の経験、友人などに聞いてみた事をまとめてみました。
さん付、ちゃん付、などで呼び分ける
一番多かったのは、苗字にさん付、ちゃん付、くん付、呼び捨てによる呼び分けです。
【 田中さん(さん付) 】
→老若男女、だれにでも使用可能。
ただし距離感が一番あるのも、さん付。
【 田中ちゃん(ちゃん付) 】
→あなたよりも年下に向けて使うのが一般的。
→男性と女性で苗字が同じ場合は、女性がちゃん付で呼び分けられることが多い。
→年上と年下で苗字が同じ場合は、年下がちゃん付で呼ばれることも。
→かわいがられている人や、いじられキャラの人もちゃん付率が高い気がする。
【 田中くん(くん付)】
→あなたよりも年下の男性に向けて使うのが一般的。
→男性と女性で苗字が同じ場合は、男性がくん付で呼び分けられることが多い。
→社員を、くん付で呼ぶ社長や上司もいる。
【 田中(呼び捨て) 】
→あなたと同期、もしくは後輩に対してつかわれやすい。
→お互いに信頼関係があり、呼び捨てにしている場合は問題ない。
→上司が一方的に後輩を呼び捨てにしている場合もある。
(※最初から後輩を呼び捨てにするのはオススメしません!)
同じ苗字の人が4人以下の場合は使えますね。
あなたも、この中のどれかで呼ばれていることが多いのではないでしょうか。
部署名、役職名をつけて呼ぶ
同じ苗字であっても、部署や役職が違う場合は、
部署名や役職名をつけて呼ぶ場合もあります。
【 総務部の田中さん(部署名)】
→課がわかれている場合(総務部 人事課など)は、人事課の田中さんと課で呼ぶほうが分かりやすいかも。
【 田中部長(役職名)】
→役職がある場合は、年下でも役職名をつけて呼ぶのは問題ないです。
→役職があっても役職名をつけずに(さん付など)呼んでいる職場もあるので、最初のうちは周りの人がどのように呼び合っているか観察しておきましょう。
役職をつけて呼ぶことを強要してくる会社もあったよ。さん付けで呼んだら注意されたことも。
会社によって呼び方のルールが違うから、早めに確認しておこう。
フルネームで呼ぶ
苗字が同じで名前も似ている場合はフルネームで呼ぶこともあります。
私の経験上、下の名前が二文字(あや・ゆう等)で
同じ名前が多い人はフルネームで呼ばれていましたね。
フルネームが長くて呼びにくい場合は、他の呼びかたを考えましょう。
同姓同名の場合は?
ここまでは、苗字が同じ場合について考えてきましたが
同姓同名の人がいる場合は、どうすればよいのでしょうか?
あだ名をつける
同姓同名の場合は、フルネームで呼ぶこともできないので
あだ名があると呼び分けもしやすくて分かりやすいです。
さん付、ちゃん付、などで呼び分ける
同姓同名であっても、さん付、ちゃん付、くん付、呼び捨て
で呼び分けができる場合は
苗字で呼び分けしても大丈夫でしょう。
苗字が同じ人同士は、お互いのことをどう呼ぶ?
結局、さん付で呼ばれることになったけど
同じ苗字の人はどう呼べばいいのか分からないよ〜
初めて挨拶をする時に、お互いの呼びかたを決めておくと
後からモヤモヤせずに済むので、早めに決めておきましょう。
二人だけなら、お互いに苗字で呼ぶのもあり
同じ苗字の人が二人だけ、ということであれば
お互いのことを苗字で呼んでも分かるでしょう。
ただし、周りの人を混乱させないように気をつけて下さいね。
下の名前で呼び合えるなら、それが無難な解決策
お互いに了承した上で、下の名前で呼び合うのが一番いい解決策かもしれません。
ただし、異性だから呼びにくい、年齢差があって呼びにくい
ということもあるので、その場合は苗字で呼ぶ方がいいでしょう。
最初のあいさつの時に相談して
同じ苗字の人とは下の名前で呼びあうことにしたよ!
状況別の対策方法
苗字が同じ人が職場やバイト先にいる場合
取引先やお客様からの電話で
苗字のみで呼ばれた時に迷ってしまうことがありますよね。
そういった事態に対処できるように
事前に対策しておきましょう。
社内の場合
なるべく多くの人に、顔と名前(フルネーム)を覚えてもらいましょう。
顔まで似ている(髪型や雰囲気が似ていることはあるかも)ということは
あまりないと思うので
分かりやすい特徴をつけて覚えてもらう工夫をしてみるのも効果的ですよ。
(例:メガネをかける、髪色や髪型を変える 等)
社外への対策
頻繁にやり取りをする相手や担当のお客様などには
同じ苗字の人が社内にいる事を伝えたうえで
フルネームを伝えておきましょう。
呼び出す際もフルネームを伝えてもらえると
すぐにつないでもらえるので
お互いストレスなく、やり取りをすることができますよ。
営業の人など、名刺を渡す機会が多い人は
名刺に顔写真を載せておくのもいいでしょう。
電話の場合
社外への対策と同じように
やり取りの多い相手にはフルネームで呼び出してもらうように伝えておきましょう。
部署名も一緒に伝えてもらうようにするのもいいですね。
それでも、苗字しかわからない方からの問い合わせが来る時もあります。
その場合は、折り返し連絡をするように伝えて一旦電話を切り
同じ苗字の人、それぞれに連絡を取って確認をしましょう。
確認がとれたら、問い合わせをしてきた方に担当から電話してもらうようにすればいいです。
手間はかかってしまいますが、ミスを防ぐために確実に担当者につなげるよう配慮しましょう。
メールの場合
あなたの名前を書く部分は、全てフルネームで書くようにしましょう。
苗字のみでメールが届いた場合は、電話と同じく苗字が同じ人に確認を取って対応しましょう。
印鑑はどうしてる?
フルネーム印を持っている人が多いようです。
苗字+名前の一文字目(例:山田 花)までで印鑑を作っている、という人もいます。
さいごに
新しい職場やバイト先に同じ苗字の人がいたら
どう呼んでもらえばいいか迷ってしまいますよね。
時間が経てば呼び方も決まってくるので不安なのは最初だけです。
社外の人とのやり取りは行き違いがないように対策が必要ですが、
フルネームを伝えておくことで、未然にトラブルを防ぐことも可能ですよ。
苗字が同じ人が複数いる職場でも
トラブルや行き違いが起こらないように
工夫して快適な職場環境を作っていきましょう!
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