・がんばって家計簿をつけているのにお金が貯まらない
・家計簿ってやめても大丈夫?
そう思って家計簿をつづけるか悩んでいるなら
今のやり方をやめてみてはどうでしょうか?
思い切ってやめてみたら
はるかに楽で簡単に家計管理ができるようになり
お金を貯めることができるようになりますよ。
実際にこれまでの家計簿をやめて
毎月10万円の貯金ができるようになった
私の経験をもとに
家計簿をやめるまでの経緯と
現在のざっくり家計簿の内容を紹介します。
項目も5つに絞って管理しているので
ざっくり家計簿をはじめる時の
参考にしてみてください。
家計簿をやめたキッカケ
高校卒業後、ひとり暮らしをはじめたのと同時に
母から家計簿のつけ方を教わり
10年近く続けてきました。
しかし、ズボラな私には
家計簿も面倒でストレスに。
なんとなく作業として続けていただけでした。
結婚して主婦になってからは
家計管理をするために家計簿は必須だと無理やり思いこむように。
実際は、つけることだけに追われて
収支の正確な把握もできていませんでした。
レシートが数ヶ月分溜まるのはあたりまえ。
大量のレシートを整理することからはじめて
家計簿をつけ終わるまでに数日かかることも。
やり終わったときの達成感はあっても
そのあとに分析する余裕まではなかった。
こんな家計簿、意味があるのだろうか
とモヤモヤ悩みはじめ
家計簿、やめたいな。
と思ったのがキッカケです。
家計簿をやめて感じたデメリット
個人的には家計簿をやめて
困ることはありませんでした。
何年も悩んでいた時間がもったいなかったです。
ですが、人によってはデメリットを感じることも。
具体的には
過去の記録を知りたいときに
金額がわからないことがデメリットですね。
家計簿を見返す習慣がなければ問題はありません。
冠婚葬祭費と固定費だけは
ノートやエクセルなどで記録を残しておけば
困ることはないでしょう。
私も固定費(電気・ガス・水道・家賃・携帯代)だけは
ノートに記入して、見直すときの参考にしています。
「細かく」つける家計簿をやめた
これまでは
項目別に店名、商品名、金額を
レシートどおりに全てノートに記入。
食費と日用品が混ざっているときも
別々に書いていました。
とにかく時間と集中力が削がれます。
現在は
細かくつけるだけの家計簿をやめて
アプリでざっくり管理。
記入するのは店名と合計金額のみで
細かい商品名や金額は入力するのをやめました。
それでも収支はしっかり見える化できているため
「マネー会議」で分析や家計の見直しができています。
1ヶ月分のレシート入力につかう時間は30分
「細かく」つける家計簿をやめ
9割カード払いに変えたことで
1ヶ月分のレシート入力が30分で終わるようになりました。
カードとアプリを連携しておけば
支払い情報は自動でアプリに反映されるので
項目が正しく入っているかの確認と
店名だけでは分からないときにメモを入力するだけ。
1ヶ月分レシートを溜めても平気なので
頭の片すみで「家計簿つけなくちゃ」と
モヤモヤすることがなくなりました。
【ざっくり家計簿】の項目はどうしてる?
我が家のざっくり家計簿です。
収支合計は、ほぼ全額貯金しています。
毎月10万円以上できていますね!
大項目は
食費・日用品費・交際費・医療費・住宅費
の5つのみ。
それぞれの内訳(中項目)については
以下で解説していきます。
食費
食費は2項目のみ。
食料品
スーパーなどの食料品メインで購入する店は
食料品の項目へ。
その中に日用品が混ざっていても
分けずに一緒にしています。
細かく家計簿をつけていたときは分けていましたが
ざっくり管理ができてれば大丈夫なので今は気にしません。
最近はメルカリで不用品を売り、売上金でお米などの食品を購入しています。
メルカリ内での取引は家計簿には含まない項目なので、食費を抑えるのに効果的です!
外食費
外食代とコンビニで購入したもの
テイクアウトや宅配系も
外食費の項目へ。
コンビニでの買い物は控えたいので
家計簿をみてわかるように
あえて外食の項目にしています。
日用品費
日用品費は、幅広いものが含まれますが
主に2項目にわけています。
食費以外の日常の買い物は
ほぼ日用品です。
日用品
食料品以外は基本的にネット購入なので
ネット購入品は日用品になります。
ホームセンターや100均、ドラッグストアでの購入品
他の項目にあてはまらない物があるときも
日用品に入れています。
衣服・美容
毎月発生する項目ではないのですが
服や化粧品の購入費
美容室代が含まれます。
交際費
趣味や娯楽
旅行や飲み会の費用が含まれます。
他の人が絡むものは、すべて交際費としているので
お土産やプレゼントなども対象です。
9項目あります。
・本、ゲーム
・趣味
・旅行
・イベント
・お土産
・飲み会
・プレゼント代
・冠婚葬祭
・交際費
本・ゲーム
本代とゲーム代です。
最近はメルカリで購入し、1度読んだり遊んだりしてから、すぐに出品して売上金にしているので実質無料で楽しめています。
趣味
夫の趣味である、釣りの道具や
私の趣味であるレジン作品の材料
新しく趣味にしようと思って購入した物が含まれます。
旅行
旅行にかかるすべての費用
実家への帰省も宿泊をともなうので
旅行にいれています。
イベント
ライブやフェスにいくのが好きなので
チケット代やグッズ代などが
含まれます。
お土産
友人へのちょっとした手土産や
帰省のときに買う
お土産代はわかるようにしています。
飲み会
飲み会の費用もわかるようにしておきたいので
項目をわけています。
プレゼント代
だれに何を渡したのかも
メモで残すようにしています。
冠婚葬祭
めったにありませんが
項目はわけています。
別でノートにも記録しています。
交際費
上記の項目にあてはまらないもの
どこにいれるか迷うもの
友人とのランチやお茶代などは
交際費としています。
医療費
医療費は2項目にしています。
医療費
歯医者以外の病院へ行ったときの
診察代・薬代が含まれます。
歯医者
夫婦ともに
年に数回
歯医者への定期検診に行くので
わかりやすいように項目をわけています。
住宅費(固定費)
固定費が中心の項目です。
家や車に関連するものも含みます。
(家賃は給料から天引きされているので項目に入っていません)
9項目です。
・電気
・ガス
・水道
・携帯
・保険
・車
・交通費
・ブログ
・その他住宅費
電気
定期的に見直すようにしています。
ガス
選べるなら
料金をおさえることができる
都市ガスがオススメ。
水道
2ヶ月に一度、請求がくるので
楽天ペイで支払いをしています。(※楽天ポイントは付きません)
携帯
「エキサイトモバイル」を使用し
毎月の支払い額は夫婦あわせて2000円以下。
2023年8月から「楽天モバイル」へ乗り換えました。
月々の支払い額は、エキサイトモバイルよりも高くなりますが
楽天ポイントで月々のスマホ代を支払うことで
実質無料での利用が可能に!
保険
保険料も支払いがいつ行われたか
わかるようにしています。
車
車にかかわることは
すべてこの項目にしています。
ガソリン代やETC費用
自動車税や車検代
部品の買い替えなども含みます。
交通費
車以外の交通手段を利用したときは
交通費にしています。
電車やバス、飛行機や新幹線など。
ブログ
このブログを運営するのに
かかっている費用です。
月額や年間契約のものも利用しているので
固定費扱いにしています。
その他住宅
家にいれるもので金額が大きい
家具や家電。
固定費になるので
サブスク代も
その他にしています。
現在の【ざっくり家計簿】になるまで
【ざっくり家計簿】は、すぐにできたわけではなく
数年前から手書きノートやアプリを試してきた結果
2022年以降、今のやり方に落ち着きました。
手書きの家計簿ノート(約10年間)
大学ノートに手書きで家計簿をつけていました。
日付・店名・商品名・金額を
細かくわけて書いていましたが
すぐにレシートが溜まってしまい
うんざりしていました。
家計簿ノートを買ってみたこともあります。
最初の1ヶ月は、キレイに書いて
「これなら貯金もできそう!」
と、思うのですが
3ヶ月目あたりから
レシートが溜まって記入が追いつかなくなり
気づけば放置。
結局、手書きノートに戻ることに。
マネーフォワード1回目(数ヶ月)
いよいよ手書きが追いつかなくなり
レシートが半年分ぐらい溜まったころ
家計簿アプリの存在を知り
一番人気だったマネーフォワードを使ってみることに。
銀行口座やクレジットカードを
連携させるのは怖かったので
手入力だけで使っていたのですが
どうもあわなくて
数ヶ月でやめてしまいました。
口座はともかく、クレジットカードは
連携していないと時短や効率化につながらないので
9割現金派だった当時は
あまりメリットを感じなかったのです。
zaim(4年間)
家計簿をアプリやパソコンで管理したい
という気持ちは変わらずあったので
レシートをカメラで撮影すれば
自動で読み込んでくれる機能を魅力的に感じ
zaimを使いはじめました。
当時はレシート撮影で読み込みできるアプリが少なく
できたとしても精度があまりよくなくて
レシート撮影に対応していないお店も多かったため
結局、半分は手入力になっていました。
それでも
パソコンからも編集ができたので
手書きノートよりは
効率がよかったところが気に入り
4年ほど使っていました。
ですが、結局レシートは溜まってしまい
自分のズボラさを痛感することに。
マネーフォワード2回目(2022年〜現在利用中)
zaimは気に入っていたのですが
項目も多く、商品名や金額も細かく記入していたので
レシートを読み込んだあとの
修正の手間が
面倒くさいと感じるように。
2021年ごろから
家計の見直しとキャッシュレス化を
進めはじめたのを機に
カードとの相性がいい
家計簿アプリに変えたいと考えはじめました。
zaimでも
カードと連携してみましたが
細かく決めていた項目への修正が面倒で
続く気がしませんでした。
何種類かアプリを試した結果
マネーフォワードに戻ることに。
キャッシュレス化を進め
カード連携したことで
自動入力されるものが増え
入力の手間が格段に減りました。
さらに「細かい」家計簿をやめ
【ざっくり家計簿】に切り替えたのも大きいです。
今では月に一度
夫と家計の見直しをする
「マネー会議」ができるように。
会議の日までに
前月分のレシート入力をする習慣がつき
1ヶ月分のレシートも30分あれば入力できるので
当日整理しても間に合うようになりました。
数ヶ月分のレシートを溜めていた
ズボラ主婦でも無理なく続けられています。
念のため、カード払いのレシートだけは1年間ファイルに保管。
毎月マネー会議をしたあとにレシートを入れ替えて前年分は処分しています。
医療費の領収書だけは確定申告に使えるように5年間ぐらい保管しています。
家計簿は「マネー会議」の資料
家計簿を「つけること」が目的ではなく
「マネー会議」用の資料だと考えるように。
収支がわかれば、細かい内訳は必要なし。
イレギュラーな出費が見えるようにしていれば
あとは、ざっくりでも問題ないことがわかりました。
「マネー会議」では何をしているのか?
毎月、第2土曜日に開催
(給料日である10日前後にやりたいから)
はじめは何を確認すればいいかわからず
1時間以上かかっていましたが
回数を重ねるごとに
自分たちが確認すべきこと
相談すべきことが見えてきて
現在は15分程度で終わるようになりました。
実際に行っているのは以下の3ステップです。
1、支出の確認
最初に前月分の支出を
マネーフォワードをみながら確認。
家計簿をつける時に
財布の整理もしておくと
日常のストレスを減らすことができますよ!
マネー会議では夫から
気になったところを質問してもらうようにしています。
(例:出費が多い項目のところがあれば、理由を聞く など)
大きな出費があったときは
エクセルの表に記入し理由がわかるようにしておく。
2、収入の確認
当月に入った給料を確認し
つみたてNISA(2人分)を差し引いてから
支出用の口座にどのくらい入金するか決める。
その際に、メイン利用のクレジットカード(2枚分)
の支払い予定金額を確認して入金の目安にしています。
3、各口座への振り込み・記録表への記入
2、で決めた金額をその場で支出用の口座に振り込み(アプリを使用)
夫が管理している記録表に記入し
間違いがないか2人で確認をして終了。
流れが決まっているので
問題がなければ15分程度で終わります。
月に一度、15分の会議なら
続けられそうな気がしませんか?
【さいごに】目的が明確なら家計簿はざっくりでOK!
私たちが家計簿をつける目的は
・将来のために貯蓄をしたいから
・「マネー会議」の資料として使うため
会議において
細かい項目や商品名、金額は不要です。
毎月おこなっているので
金額と店名をみれば
何に使った出費なのか
覚えているのですぐに分かります。
マネーフォワードの無料版を使っているので
家計簿の記録は1年間しか残りません。
どうせ消えるなら
細かくつける労力が無駄
と思えるので
あえて無料版を使っています。
家計簿は、あくまで手段。
その先にある目的(貯蓄)のために
使っているだけ。
それなら【ざっくり家計簿】でも
問題ないことがわかりました。
急に今までのやり方を変えるのは不安だと思うので
これまでどおり家計簿もつけつつ
アプリで、ざっくり家計簿を
試しに始めてみることをオススメします!
メルカリの利用で食費などの節約もしています。
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