友人の親が亡くなったことを後から聞いて
香典やお供え物を贈りたかったが
本人から聞いていなかったので
迷った末に贈り物はしなかった
なんだか、モヤモヤした気持ちが残っていませんか?
近いうちに友人と会う機会があるなら
そのときに、お悔やみの意味を込めた贈り物を渡してみてはどうでしょうか?
私も1年以上前に母親を亡くしましたが
後で訃報を伝えた友人から贈り物をもらったら
気を遣わせてしまったな
と驚きと申し訳なさも感じますが
それ以上に
何かしてあげたいと考えて実際に贈り物をしてくれた
友人の気持ちが嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいになると思います!
どんな贈り物がいいのか?
大きなモノや高価なモノは、もらった側が申し訳なく感じてしまいます。
お供え物だと思われて、返礼品を渡されてしまう可能性も。
そんな気を遣わせたくないなら「 のし 」はつけない方がいいですね。
気軽に受け取ってもらえそうなものを選びましょう。
ちゃんとした贈り物をしたい!というあなたには、
こちらの記事の方が参考になるかもしれません。
オススメの贈り物 10選
久しぶりに友人とランチに行ったときなどに
気軽に渡せそうなプチギフトを紹介していきます。
のし付きの贈り物ではないので
- かしこまった贈り物はしたくない
- 友人を元気づけてあげたい
- 友人に気をつかわせたくない
- 訃報から時間が経っているので、気持ちだけでも贈りたい
そう思っている、あなたにオススメです。
線香
友人が実家暮らしなど、仏壇のあるところに住んでいるなら線香がオススメ。
線香なら仏壇にあげてもらえるので、お悔やみの気持ちも伝わります。
ちょっとした贈り物なら小さいものや
デザインが素敵なものを選ぶといいですね。
仏壇がないところに友人が住んでいる場合は
線香を使う機会が少ないと思うので
他のものにしたほうがいいでしょう。
お香
線香をあげるのは何かちょっと・・・
というあなたには、お香がオススメ。
線香よりもカジュアルで
香りやデザインが素敵なものも多く
贈り物にもピッタリです!
お香だけで122点もの商品を扱っている
専門店「香十」
色・香り・形の種類も多く
迷ってしまいますが、友人の好みを考えながら選ぶ時間も楽しいですよ。
現代も香り高いお線香とお香で香文化を伝え続けている「香十」アロマワックスサシェ
玄関やトイレなどに飾って香りを楽しむアロマワックスサシェ。
こちらのショップでは、香り・リボンの色を選ぶことができます。
デザインの希望を伝えると、
完成形を事前に画像で確認することもできる
セミオーダー式なので友人の好きな色やデザインにすることも可能です!
生花
持ち運びしやすく
そのまま飾れるボックスタイプのものがオススメ。
友人の好みに合う色を選びたいですね。
ソープフラワー
ソープフラワーは、花びら一枚一枚が石けん素材でつくられたお花です。
鮮やかな色味の花が作れるのも魅力のひとつ。
お手入れ不要で、そのまま部屋に飾れるのもありがたい。
色や種類も多いので、友人が好きそうなものを選んでみては?
入浴剤
友人が心休まる時間を増やしてあげたい
そう考えているあなたには入浴剤をオススメします。
アユーラの入浴剤は液体タイプなので
いれた瞬間から浴室中に香りが広がります。
とてもリラックスできる香りで癒されるので
友人のお風呂の時間も長くなってしまいそう。
お肌もしっとりすべすべになり、
お風呂上がりも香りが続くので
心地いい気分のまま布団に入れますよ。
ハンドクリーム
プチギフトとして贈りやすいハンドクリームもオススメ。
柑橘系の香りには、不安や緊張をほぐしてくれる効果があるので
友人の気持ちを穏やかにしてあげられそうですね。
お菓子
友人の好みがわかるなら、ぜひ好きな物を贈ってあげてください。
お供え物ではないので、マナーを気にする必要もありません。
友人の好みがわからないときは
「アンリシャルパンティエ」のマドレーヌかフィナンシェを贈ってみては?
男性や年配の方にも好まれ、おいしいと喜ばれるので
これまでに10回以上、贈り物用に購入しています。
季節限定品も多く扱っているので
今の時期にあった贈り物を選んでみるのもいいですね。
コーヒー・紅茶
コーヒー・紅茶好きの友人には、
ドリップバッグやティーバッグを贈ってみては?
少しだけ奮発して、ワンランク上の物をプレゼントしてもいいですね。
実際に飲んでみて、いつもとは違うおいしさに驚いたコーヒーの記事もあります。
どちらも友人への贈り物にオススメですよ。
エコバッグ
「消えもの」ではありませんが
エコバッグを贈るのもオススメ。
ビニール袋が有料化されてから
エコバッグを贈ることも、もらうことも増えました。
もらった側も日常的に使えるので、たくさん持っていても困りません。
自分では買わないデザインをもらえたりすると、嬉しいですね!
お悔やみの手紙・メッセージは必要?
ちょっとした贈り物として渡すので
「のし」も必要ないですし
お悔やみの手紙やメッセージも、わざわざつける必要はないでしょう。
渡すときに一言、気持ちは伝えましょうね。
郵送で贈る場合や、口頭で伝えにくいときは
手紙やメッセージカードをつけてもいいと思います。
渡すときのひと言(例文あり)
友人にプレゼントをしたことはないが、今回は気持ちを贈りたい。
でも、なんと言って渡せばいいのかわからないですよね。
一例ではありますが、いくつか考えてみました。
「お父さん(お母さん)の件、大変だったね。遅くなったけど、これはほんの気持ちです。」
「お葬式とか行けなかったから、遅くなっちゃったけどプレゼント持ってきた。よかったら使ってね。」
「いまさらだけど、色々と大変だったって聞いたからプレゼント買ってきたんだ。ちょっとしたものだけど、よかったら使って。」
「はい、プレゼント。お父さん(お母さん)のことで色々大変だっただろうから、よかったら使って。」
「久しぶり!元気ないかもしれないと思ってプレゼント持ってきたんだ。はい、あげる!」
「突然だけどプレゼント持ってきたよ。たまにはこういうのもいいかな、って思って。」
友人に渡すものなので、かしこまらずにサラッとひと言伝えて、はやめに贈り物を渡してしまいましょう。
そのあとは、いつもどおりに会話して楽しいひとときを過ごしてくださいね。
友人へ贈り物ができずに後悔したことも
私自身も、友人の親が亡くなったことを数ヶ月後に知ったことがあり
遅くなっても香典や贈り物をするべきか悩んだことがあります。
そんな経験は初めてだったので、悩んだ末に贈り物はしませんでした。
数年後、私の親が亡くなったときに
友人に後日報告をしたのですが、
数ヶ月先だった初盆のタイミングで香典と贈り物をしてくれました。
私はなにもできなかったのに
友人はタイミングも考えたうえで最適な贈り物をしてくれた。
感謝の気持ちと後悔の念が同時におそってきたのを覚えています。
どんな状況であっても友人の気持ちがこもった贈り物は嬉しいのだと
身近な人を亡くして初めて知りました。
遅くなったとしても、モヤモヤする気持ちがあるなら
贈り物はするべきだと今は思っています。
かつての私のように
経験がなくてどうしたらいいかわからず
悩んでいるあなたにも後悔してほしくない。
友人のことを大切に思い、贈り物選びに迷っている
あなたの力に少しでもなれたなら嬉しいです。
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